このページでは、エネルギー管理指定工場について、都道府県や、業種別の特徴を見ていきます。
また、具体的に、第1種エネルギー管理指定工場や、第2種エネルギー管理指定工場の名称等を確認いただく場合は、以下のリンクの各ページでご確認ください。
次のグラフは、都道府県別の第1種・第2種エネルギー管理指定工場数をグラフ化したものです。
先ほどのグラフを、第1種エネルギー管理指定工場数の多い順に並び替えたものが次のグラフです。
ご覧のとおり、東京都、愛知県、神奈川県、大阪府、静岡県の順番となります。
また、先ほどのグラフを、第2種エネルギー管理指定工場数の多い順に並び替えると、こうなります。
第2種でも、東京都、愛知県の1位・2位は変わりませんが、3位以降は大阪府、神奈川県、兵庫県となります。
次のグラフは、都道府県別で、第1種エネルギー管理指定工場と、第2種エネルギー管理指定工場の比率をグラフにしたものです。
上のグラフを、第1種エネルギー管理指定工場の比率が高い順番に並び替えると、次のグラフになります。
工場の総数はあまり多くありませんが、徳島県、山口県、大分県の順番で第1種の比率が高くなっています。
逆に、沖縄県、青森県、高知県の順番で第2種の比率が高くなっています。
次のグラフは、業種(産業中分類)別の第1種・第2種エネルギー管理指定工場数をグラフ化したものです。
先ほどのグラフを、第1種エネルギー管理指定工場数の多い順番に並び替えると、次のグラフになります。
第1種エネルギー管理指定工場数は、化学工業、食料品製造業、輸送用機械器具製造業で多くなっています。
また、第2種エネルギー管理指定工場数の多い順番に並び替えると、次のグラフになります。
第2種エネルギー管理指定工場数は、食料品製造業が 708件でダントツの1位で、各種商品小売業が498件で続きます。
次のグラフは、業種(産業中分類)別に、エネルギー管理指定工場の第1種と第2種の比率をグラフ化したものです。
(但し、第1種と第2種の合計値が30未満の業種はグラフから削除しています。)
ご覧のとおり、第1種エネルギー管理指定工場の比率が多めの(65%を超える)業種は、化学工業、窯業・土石製品製造業、鉄鋼業、業務用機械器具製造業、電子部品・デバイス・電子回路製造業、電気業、ガス業、熱供給業です。
逆に、第2種エネルギー管理指定工場の比率が多めの(65%を超える)業種は、総合工事業、映像・音声・文字情報制作業、倉庫業、各種商品小売業、飲食料品小売業、洗濯・理容・美容・浴場業、娯楽業、医療業です。
上のグラフを、第1種エネルギー管理指定工場の比率の多い順番に並び替えると、次のグラフになります。
さすがに、業種別で傾向がはっきりと見られます。電気業、ガス業での第1種の比率はかなり高く、洗濯・理容・美容・浴場業、飲食料品小売業では第2種の比率が高いようです。
次のグラフは、第1種エネルギー管理指定工場数を 「 都道府県別 」 と 「 業種別 」 でクロス集計したもの(トップ30)です。
ご覧のとおり、「 愛知県 × 輸送用機械器具製造業 」 が 148件で ダントツの1位。次いで、「 東京 × 不動産賃貸業・管理業 」 が108件で2位です。
総数では、東京が706件・愛知県が576件で 1位と2位ですが、その内訳は大きく違っています。愛知県に多いのは、輸送用機械器具製造業/食料品製造業/鉄鋼業/窯業・土石製品製造業の製造業の工場ですが、東京都は不動産賃貸業・管理業/通信業/学校教育/熱供給業/宿泊業/各種商品小売業/水道業が上位となっています。
次のグラフは、第2種エネルギー管理指定工場数を 「 都道府県別 」 と 「 業種別 」 でクロス集計したもの(トップ30)です。
第2種では、第1種とは逆に、「 東京 × 不動産賃貸業・管理業 」 が 125件で ダントツの1位。次いで、「 愛知県 × 輸送用機械器具製造業 」 が73件で2位です。 第1種と同様に、第2種でも、東京都と愛知県の内訳は大きく違っています。